いつまでも消費者は無知ではない

いつまでも消費者は無知ではない

検索サイトの信頼が失墜したまま、いまだに表示の順位をめぐる不信感・不透明感を払拭できてない。

背景には、業界の根深い構造的体質が存在しているようです。

それは、DeNA事件でも問題になったSEO業者の存在。

全国に数百社が存在するとも言われますが、一般消費者が業界の裏事情を知ることはできません。
ある有力SEO会社は、検索サイト運営企業の別動隊として暗躍し、表示順位を事実上支配し決定できるほどの影響力を有していると言われてます。

彼らは検索エンジンの仕組みを熟知し、検索運営会社と連携し、表示順位を人為的に操作できる立場にあります。

その目的は「利益追求」です。

検索して最初のページに表示されるサイトはほぼすべてがSEO業者が企画制作し、同時に表示順位まで請け負っています。

営業企画部門と販売促進部門をSEO業者に丸投げしているわけです。

サイトの表現が企業の実態を忠実に反映しているなら問題ないのだけれど、SEO業者のみなさんは福岡・大阪・東京のオフィスで、空想で他社の営業企画を書き上げているのです。

ライバル社の足を引っ張る行為はやめてほしいですね。

・ありもしないクチコミ評判、ねつ造サイト

・どんな基準で判定するのか、八百長ランキング比較サイト

・どのような理由で推薦するのか、自作自演のおすすめサイト
(今回ここまで)

2017年4月14日

「守らなければ離婚!」…婚前契約書

「守らなければ離婚!」…婚前契約書

貯金額から家事分担まで「守らなければ離婚!」…「婚前契約書」の書き方

もとは他人だった2人が一つ屋根の下で暮らし、長い時間を一緒に過ごすのが結婚生活。価値観や生活習慣が違うのは仕方がないことですが、家事の分担や家計の管理方法で意見が食い違い、夫婦喧嘩の火種となることもあるかもしれません。

そんなトラブルを未然に防ぐのが、「婚前契約書」。これは、「毎月の収入から3万円は貯金にまわす」「離婚する場合、財産分与のお金は一括で支払う」など、夫婦間の約束ごとをまとめた文書です。

「婚前契約書」は海外セレブの間などでは普及しているようですが、日本ではまだマイナーな存在。弁護士ドットコムの法律相談コーナーには、婚約者から「婚前契約書を作りたい」と言われたという男性が、「何それ?」と困惑した様子で相談を寄せました。

「婚約者から昨日突然、『婚前契約書を作りたい』と言われました。契約書なんて大げさな…と内心引いてしまったんですが、いったい『婚前契約書』って何なのでしょうか? 契約した内容を守らなかったら、離婚されてしまうんですか?」

そもそも婚前契約書とはどんなもので、何を書けばいいのでしょうか? また、法的効力はあるのでしょうか? 田中真由美弁護士に詳細な解説をしていただきました。

A. 婚前契約書は、円満な結婚生活を送るためのツール

婚前契約書とは、「結婚生活を送っていく上でのルール」を文書にまとめたものです。二人で自由に作っても構いませんし、弁護士などに依頼したり、公正証書にすることもできます。

「契約書」というと、堅苦しい印象を持つ方もいるかもしれません。しかし、ルールを文書にまとめておくことで、結婚後のトラブルを防ぐことができます。 例えば、「結婚したらボーナスの半分は貯金しようね」と双方で合意したとしても、口約束の場合、後になって「そんな約束したっけ?」と忘れられたり、はぐらかされたりして、夫婦喧嘩のもとになるかもしれません。

でも、婚前契約書があれば、結婚する時に確かに約束したと確認できますよね。婚前契約書は、円満な結婚生活を送るための手助けとなるツールなのです。

では、婚前契約書にはどのようなことを書けばいいのでしょうか。 内容としては、基本的に何を書いても問題ありません。ただし、「夫に暴力をふるわれても、妻は一切文句を言いません」など、公序良俗に反する内容は書けません。 一般的には、夫婦間でトラブルになりそうな「お金」に関することを書くケースが多いですね。

例えば、「夫と妻は毎月の収入の○%を家計に入れます」「マイホームを購入するために、今後五年の間に夫婦で協力して、あと三〇〇万円を貯めます」など、家計の管理方法や夫婦それぞれの負担金額、目標の貯金額などを書くケースが多いようです。 その他、家事の分担や、子どもをもうけるかどうか、子育てや教育方針といったことを書いてもいいでしょう。  

なぜ結婚前に婚前契約書を作るかというと、民法七五四条で、「夫婦間で交わした契約は、婚姻中いつでも夫婦の一方から取り消すことができる」とされているからです。夫婦になってから交わした約束は、いつでも取り消されてしまう可能性があり、それを避けるために、夫婦になる前に約束を交わしておこうという狙いがあります。  

ただし、婚姻届の提出前に、事実婚・内縁関係が先行している場合には、内縁関係中の契約には民法七五四条を準用するという考え方が学説上は多数説と言われていますので(この問題について最高裁判例はまだありません)、取り消される可能性があります。もっとも、夫婦関係が実質的に破綻した後に、この取消権を行使することは認められません。  

また、婚前契約書に反することをした場合、協議や調停の段階で契約書違反を理由に離婚を主張することはできますが、裁判で離婚について争った場合に、違反だけで離婚ができるかというと、難しいでしょう。

【取材協力弁護士】

田中 真由美(たなか・まゆみ)弁護士
あおば法律事務所共同代表弁護士。熊本県弁護士会所属。親しみやすい町医者のような弁護士でありたいと考えています。熊本県弁護士会両性の平等に関する委員会所属。得意分野は離婚、家事全般、債務、刑事事件、少年事件。
事務所名:あおば法律事務所
事務所URL:http://www.aoba-kumamoto.jp/

2016年6月29日

遺産分けで弟が行方不明なら…

遺産分けで弟が行方不明なら… 財産管理人と協議

 会社員のAさんは最近、父親を亡くした。遺言がなかったので法定相続人である兄とAさん、弟の3人で遺産分割協議をしたいのだが、放浪癖のある弟は5年前に日本を出国したきり、音信不通で生死も分からない。父名義の不動産や預貯金の相続手続きはどう進めればいいのだろうか。

 弟が行方不明である以上、このままでは父の財産をどう分けるかを決める遺産分割協議を始めることさえできません。このような場合はまず「不在者財産管理人」を決めることから手をつける必要があります。

 不在者財産管理人は、家庭裁判所が選任し、行方不明者などに代わって、その人が所有する不動産や預貯金、株式などを管理する権限を持ちます。親族や債権者など利害関係者が裁判所に申し立てます。

 申立人が候補者を推薦することも可能ですが、相続を控えている場合、裁判所が弁護士を指定して選ぶことが多いようです。仮にAさんが懇意の弁護士を推薦したとしても、Aさんと弟とは遺産分割上、利害が一致しませんから、裁判所がその弁護士を選任することはまずありません。

 Aさんは、兄と、選ばれた財産管理人と3人で、遺産分けの方針について話し合うことになります。ただし、相続は財産管理人に与えられた権限を越える重大な判断なので、遺産の分け方について裁判所の許可を得る必要があります。

 Aさんと兄は、弟が不在なのをいいことに、弟の相続割合を例えば6分の1と、法定相続割合の半分に抑えようと考えるかもしれません。しかし、東京多摩法律事務所の弁護士、小沢和彦さんは「正当な理由なく、弟の権利が侵害されるような遺産分割を裁判所が許可することはまずない」と指摘します。

 財産管理人の選任申し立ての費用は800円の収入印紙などです。財産管理人に弁護士が就いた場合の報酬は、家裁の判断で行方不明者の財産の中から支払われます。報酬は財産の大きさや業務の難しさなどに左右されますが、「管理だけなら年数万円、相続や不動産の売却などがあれば年数十万円はかかるのが相場」と小沢弁護士はいいます。

 父が亡くなった時点でもし、すでに弟が行方不明になって7年が経過していたとすると、家裁に「失踪宣告」を申し立てることができます。行方不明者届が警察署に受理されていたり、外務省を通じて在外公館に問い合わせても見つからなかったりした事実を示す資料が必要です。

 裁判所が調査をして失踪宣告がなされると、弟は法律上、7年経過の時点で亡くなったものとみなされます。その結果、弟には相続分がなくなります。Aさんが、弟の不在者財産管理人の選任や、失踪宣告などの手続きをせずに相続手続きを進めるには、生前に父親に遺言を書いてもらうことが欠かせません。

[日本経済新聞朝刊2015年10月28日付]

2016年6月17日

民法改正、配偶者の居住権保護について

民法改正 相続時、配偶者の居住権保護について

河野 晃 弁護士

民法改正により相続時の配偶者の居住権保護が認められることに

女性に増加する「冬季鬱病」への備え 現在進められている民法の改正に関して、相続に関する中間試案が明らかになりました。
その中に、「配偶者は遺産分割が終了するまで、それまで住んでいた家に住み続けられる」という内容があります。
このたびの民法改正では、これまで相続により住居を失う可能性があった配偶者に、いわゆる「居住権」を認めるということになりそうです。
この改正の背景にはどういった事情があるのか?

この改正の背景にはどういった事情があるのかについて、まずご説明します。

配偶者の一方が死亡した場合、もう一方の配偶者は当然に相続人となります。
亡くなった配偶者名義の不動産にもう一方の配偶者が居住している場合、その住居が確保できるのかは重要なことです。
もし、相続人が配偶者だけであれば居住権の問題はありません。
しかし、配偶者以外に相続人がいる場合、法的には遺産分割協議を経て所有権を新たに獲得しなければ、安心して住んでいられなくなるということがあり得るわけです。
また、遺産分割協議が終わらない間についても同様にいろいろな問題が起こりえます。

例えば、他の相続人との折り合いが悪い場合、遺された配偶者としては100%の相続持ち分を持っていないため、遺産分割が終わるまでの間、他の相続人から「独り占めしている分、賃料を支払え」なんて言われるかもしれません。
また、不動産は一般的に高額になり、遺産総額の大半を占めることもありますので、不動産を相続すると相続分から足が出てしまい、代償金を支払わなければいけなくなることもあります。
運良く代償金を支払わなくてもよい場合でも、その他預金などの今後の生活に必要なものを相続できなくなるということも大いにあり得ます。
さらに、代償金が支払えなく不動産を相続できなかった場合、今後もその家に住み続けるためには、不動産を相続した他の相続人に対して賃料を支払っていかなければならないということもあり得ます。
しかもこの場合は、配偶者が賃貸借を望んだとしても、不動産を取得した相続人が「貸さない」と言ってしまえば、それも実現しないということになるのです。

居住権確保のためには遺言を作成することが重要

こういった問題を解決するために、冒頭ご紹介したような法改正が行われようとしているのだと思います。
こういった法改正は、今後ますます進むであろう高齢化社会において特に有効に作用することになると思います。

夫婦が住居を購入する際、夫名義で購入する場合が多いと思われます。
しかし、平均寿命などからも分かるように、旦那さんに先立たれる奥様が実際に多くいらっしゃいます。
居住権の確保は特にこういった女性にとって大きなメリットになるものと思われます。

また、こういった問題の対策として、弁護士としては遺言の作成を強くお勧めいたします。
「うちだけは揉めない」と思っている方こそ、実際に揉めてしまうケースが多々見られます。
気になる方はどうかお近くの弁護士までご相談ください。

2016年6月1日

脅される新妻の「ストーカー撃退法」

元不倫相手に「昔のことをバラす」と

脅される新妻の「ストーカー撃退法」

過去の恋はすっかり忘れ、夫との穏やかな生活に幸せを見出していたというある新妻。

そんなある日、自宅に元交際相手が現れます。そして「昔のことをバラす。嫌ならまた付き合え」と、何度となくその男は訪問してきたそうです。

夫に相談したくても「元交際相手は、職場の上司だった既婚者でした。不倫していたことは夫に知られたくありません」と、弁護士ドットコムの法律相談で女性は複雑な事情を明かします。

元交際相手の訪問をやめさせ、関係を絶つためには、どのようなことができるのか。吉成安友弁護士に詳細な解説をしていただきました。

A.  有効な方法は、警察による警告

ご相談者のケースでは、元交際相手が行っている行為は、ストーカー規制法上の「つきまとい等」や「ストーカー行為」にあたると考えられます。

「つきまとい等」は、特定の者に対する恋愛感情やそれが満たされなかったことへの恨みなどから、本人やその関係者に次のいずれかを行うことです。

(1)つきまとい、待ち伏せ、立ちふさがり、見張り、押しかけ

(2)監視していると思わせるような内容を告げることなど

(3)面会、交際その他の義務のないことを行うよう要求すること

(4)粗野又は乱暴な言動

(5)無言電話、連続したFAX・電話・メール

(6)汚物の送付など

(7)名誉を害する事項を告げることなど

(8)羞恥心を害する事項を告げることなど

そして、こうした「つきまとい等」を反復して行うことが(1?4については不安を覚えさせるような方法で)、「ストーカー行為」とされます。

このケースの経緯には感心しませんが、「昔のことをバラす。嫌ならまた付き合え」と度々要求し、繰り返し自宅にも押しかけることは、恋愛感情から1や3の行為を行っているとして、「つきまとい等」にあたり、また「ストーカー行為」にもあたると考えられます。

ストーカーの問題は、当事者間の話合いでは、解決しないことが少なくありません。その場合、有効な方法は、警察による警告です。「つきまとい等」を繰り返している相手に対しては、警察署長などから、やめるよう警告してもらうことができます。

警告に従わない場合は、公安委員会に行為をやめるよう禁止命令を出してもらうことができます。相手が禁止命令に従わずに、「ストーカー行為」を行った場合には、一年以下の懲役又は一〇〇万円以下の罰金が課されます。

ストーカー規制法は万能ではありませんが、ストーカー規制法に基づく警察の警告にはかなりの効果があり、ほとんどの者が「つきまとい等」をやめています。平成二十五年の改正では、連続してメールをすることも「つきまとい等」にあたるとされるなど、時代にも対応してきています。

ストーカー問題は、長期化すればするほど、相手の執着が強まり、解決が困難になっていくケースが多いようです。深刻になる前に早期の対応を行うべきでしょう。

【取材協力弁護士】
吉成 安友(よしなり・やすとも)弁護士
東京弁護士会会員。企業法務全般から、医療過誤、知財、離婚、相続、刑事弁護、消費者問題、交通事故、行政訴訟、労働問題等幅広く取り扱う。特に交渉、訴訟案件を得意とする。
事務所名:MYパートナーズ法律事務所
事務所URL:http://myp-lo.com/

2016年4月3日

バカバカしい訴訟でも「応訴」しないとどうなるか

バカバカしい訴訟でも「応訴」しないとどうなるか

わが身と家族を守る鉄則

「私の事務所にも『訴えたい』と駆け込んでくる人は多いのですが『必ずしも訴訟を起こす必要はないのでは』と思えるケースも多く、そういうときは思いとどまってもらいます」

梅原ゆかり弁護士がこう話す。各地の法律事務所で同じような光景が見られるという。いまの日本では、騒音、水漏れなどささいなトラブルでも「訴えてやる!」と息巻く人が確実に増えているのだ。

もし、そんな人に訴えられたらどうなるのか。

いくら「自分には何も非はない」と思っていても、訴えられたら必ず「応訴」しなくてはならない。訴えられた人が裁判所からの呼び出しを無視していると、基本的に原告、つまり訴えた側の主張がすべて認められてしまうからだ。

といっても、一般常識から考えて多すぎる額の損害賠償の請求などは、裁判所によって減額されることになるが、常識の範囲内で最も不利な扱いを受けてしまうだろう。

仮に賠償額が低くても、関係者が支払う代償はそれだけではない。弁護士に書面作成や法廷での弁護を頼まなければならないし、何度も裁判所に呼び出されるという手間もバカにならない。

訴訟が増えたのは「近隣間のコミュニケーションの欠如が一因」というのが梅原弁護士の見方である。

PRESIDENT 2011年12月19日号

「ささいないざこざが訴訟に発展しないようにするためには、普段からご近所同士でコミュニケーションを取っておくことが一番です。たとえば回覧板を渡すときやゴミ出しをするとき、お互いに『おはようございます』と挨拶していれば、相手のやったことで気になることがあっても、そうした機会に一言注意すれば済むはずですから」

眞壁・梅原法律事務所 弁護士 梅原ゆかり

栃木県生まれ。宇都宮女子高校、早稲田大学法学部卒業。1999年、同大学院修了。牛島総合法律事務所などを経て現職。『近隣トラブルの法律と実践的解決法』など著書・監修書多数。

2016年3月22日

俺はやっていない!「痴漢冤罪」対処法

 

俺はやっていない!!

弁護士が教える「痴漢冤罪」の正しい対処法

日々、満員電車で通勤している人には、ある日突然降り掛かる可能性がある「痴漢冤罪」。インターネット上の掲示板に、「痴漢の犯人に間違われて警察まで行った」という書き込みが投稿されていました。

投稿者によると、駅のホームの階段を上がっている途中、走って来た若い男性にぶつかられ、転倒。すると女性が走って来て投稿者を指差し、「こいつ痴漢!逃げるから捕まえて!駅員呼んで!」と叫んだそうです。投稿者は近くにいた数人に羽交い締めにされ、駅事務所に連れて行かれた後、警察へ。

投稿者は警察で事情を説明しましたが、聞く耳を持ってくれず、「今証拠集めてるからもう嘘はつけんぞ」「やったならやったって言えよ。1秒経つごとに罪が重くなってるぞ」などと脅されたといいます。最終的には、改札に入場した時間などから犯人ではないことがわかり、釈放されましたが、拘束時間は2時間にも及んだそうです。

投稿者のように、電車内や駅のホームで、痴漢の犯人に間違われて被害者や駅員などに捕まった場合、その後はどのようなプロセスが待っているのでしょうか。もし警察に連れて行かれたら、どんなことをされ、何を聞かれるのでしょうか。宇田幸生弁護士に聞きました。

A. 「事実でないことは決して認めてはいけない」が鉄則

一般人でも、現行犯人の場合には被疑者を逮捕することができます。逮捕後は、ただちに警察や検察などの捜査機関に、被疑者の身柄が引き渡されます。

その後は最大で23日間身柄拘束をされ(23日以内に起訴されますと、引き続き身柄拘束をされる場合もあります)、その間に、捜査機関から取調べを受けることになります。

取調べでは、これまでの経歴や事件に関して様々なことを聞かれます。そして、説明した内容をまとめた「調書」という書類が作成されます。

被疑者には黙秘権がありますので、取調べの際、言いたくないことは言わなくても良いですし、ずっと黙っていることもできます。

また、調書に署名押印を強制されることはありません。説明した内容と、調書に記載された内容が違う場合にも、修正を求める権利があります。さらに、弁護人の支援を受ける権利もありますので、捜査機関の立会なしで弁護士と面会ができます。

今回のケースで、投稿者は、警察に事情を説明しても、聞く耳をもってくれなかったと言っています。「痴漢をしたと認めたら家に帰してやる」といった利益誘導をする取り調べは違法であり、仮に自白調書が作成されたとしても、有罪を認定するための証拠として認められない場合もあります。

とはいえ、実際にそのような違法な捜査がされたかどうかは、後からは判明しにくく、裁判所が信用してくれない場合もあります。ですから、真実でないにも関わらず、罪を認めるような説明をしてはなりません。

冤罪事件では、捜査の初期に、事実でないにもかかわらず自白をしたことが原因で有罪となった事件もあると言われます。「事実でないことは決して認めてはいけない」ということが鉄則なのです。

身に覚えのない痴漢行為を疑われた際、あらぬ罪を着せられないためには、「犯行を認めるような説明は決してしないこと」、そして「一刻も早く弁護人に相談し支援を受けること」が肝要です。一定の要件が必要ですが、弁護人費用を立替えてもらえる制度もあります。詳しくは弁護士にお尋ねください。

回答弁護士 宇田 幸生 (うだ こうせい)弁護士

愛知県弁護士会犯罪被害者支援委員会委員長。殺人等の重大事件において被害者参加等の被害者支援活動に取り組んでおり、平成21年には全国で最初の損害賠償命令事件の申立てを行っている。
宇田法律事務所

2016年3月19日

離婚する父親の8割が親権を失う

離婚する父親の8割が親権を失うマネー事情

露木幸彦(つゆき・ゆきひこ) 

未成年の子供がいる夫婦が離婚する際に、一番問題になるのは当然、子供のことです。夫婦が離婚する際は、どちらが子供を引き取るのかを決め、その結論を離婚届に記入しなければなりません。2012年の民法改正で、未成年の子を持つ両親が離婚する場合は、離婚後に親子の面会交流をどうするのか、子供の監護に要する費用、いわゆる養育費をどのように分担するのかを取り決めることが明文化されました。

■父親には厳しい現実

離婚届にはどちらが親権者かを記入する
 
本来は、子供を夫が育てた場合、妻が育てた場合、それぞれをシミュレーションし、どちらが親権者にふさわしいのかじっくり比較検討するのが理想的です。数字を使って客観性のある「可視化」をしないと、離婚する夫婦は互いにいがみ合い、憎しみ合い、罵り合っていることが多いので、いっこうに落としどころが見つからないからです。

 ただ、現実的には男性には厳しい統計があります。1998年とちょっと古いですが、厚生労働省の「母子家庭に関する調査」を見ると、「妻がすべての子供の親権を行う」が79.2%なのに対し、「夫がすべての子供の親権を行う」は16.5%となっています。父親の8割が子供と離れ離れに生活することになるのです。その背景にはいくつかの理由があります。

■「子供は母親と」が浸透

 まず、子供自身がそれまで一緒に過ごした時間が長い母親と暮らすことを選ぶケースが多いこと、また、母親が親権を持つことがあまりに一般化し、「そういうものだ」という社会通念のようなものが浸透しているということが挙げられます。

 離婚前まで子育ての大半を母親が担ってきたとしたら、父親の育児経験は乏しく、休日に子供の面倒をみるのも一苦労です。子供がもう少し大きければ、話は違うのかというと、必ずしもそうではありません。

 子供がある程度の年齢に達すると、親権を決めるに当たっては、「父親と母親、どちらが適任か」ではなく「あなたは父親と母親のどちらと暮らしたいか」というように子供の気持ちが優先されます。父親が会社員、母親が専業主婦という家庭では、子供はほとんどの時間を母親と一緒に過ごしているので、やはり、母親を選ぶことが圧倒的に多いのです。

 これらの事情ほかに、生活費の問題もあります。

■母親からの養育費は期待できず

 厚生労働省の「11年度全国母子家庭世帯調査」によると、父子世帯の平均年間就労収入は360万円です。離婚後にひとり親世帯になると、働いて得る収入のほかに、児童扶養手当と離婚した配偶者からの養育費を収入として見込むことができます。ところが、フルタイムで働いている比率が高い男性の年収ですと、所得制限を超えて児童扶養手当をもらえないケースが多くなります。さらに、元妻からの「養育費を現在も受給している」という比率は、同調査によるとわずか4%です。

 本来、非親権者は親権者に対し、子供の養育費を支払わなければなりません。しかし、離婚前まで専業主婦やパートだった妻が離婚後、すぐにまとまった収入を得ることは難しく、自分の生活費をまかなうのが精いっぱいという人が大半です。実際、私自身が過去に受けた相談の中でも、母親から養育費をもらっている、もしくはもらう約束をしたというケースは、わずか数件しかありませんでした。実感としては4%よりも低い印象です。

■保育料が重い負担に

 離婚後、父親が子供を引き取っても、フルタイムで仕事をしているので、子供が6歳以下の場合は保育園、6歳以上の場合は学童保育や民間の保育施設に預けなければなりません。保育料は定時に仕事が終わったとしても、少なくとも月5万円はかかります。残業で夜の7時、8時となると月10万円を超えることも多く、その金額を毎月の給料から捻出するのは容易ではありません。

 年間支出を「生活費221万円(総務省の「家計調査」)+家賃96万円+基本保育料など60万円」とすると、総額は最低でも約380万円となり、父子世帯の平均年収360万円を超えてしまいます。

 一方、母親が子供を引き取った場合、母親自身が働いて得る収入は父親よりも少ない可能性が高いのですが、児童扶養手当や父親からの養育費を見込めます。母子世帯の平均年間就労収入である年間181万円に、父親からの養育費(平均で年間48万円)や児童扶養手当(最大で年間48万円)を加えると、収入は277万円になります。

■女性は実家が大きな助けに

 もちろん、この収入から家賃や保育料などを支払おうとしたらかなり厳しくなります。ただ先ほどの平均年間就労収入181万円という数字が物語るように、子供を持つ女性はパートやアルバイトなどの非正規雇用比率が高く、離婚を機に実家の近くに職を得て自分の親に昼間は子供の面倒を見てもらったとしても、収入が大きく落ち込むことはまれです。もし実家に住むという選択をすれば、家賃や食費などの負担も軽くなります。その点、正規雇用者が多く、そう簡単に職場を移れない父親に比べて柔軟に対応できる可能性が高いのです。

 私のところに相談に来る人は、自分でもインターネット、書籍、役所の無料相談などを通じて離婚についてある程度の知識を得ている方が多いので、「親権の8割は母親」という数字は皆さんよく知っています。ですので、夫婦間で話し合う前の段階で、すでに親権をあきらめてしまっている父親が多いのは事実です。

 「子供を引き取りたい」という一言すら発しないケースも珍しくなく、最初から「親権は母親」といきなり養育費の話を始める男性もいます。私が思うに、このようなことも「親権は母親」という傾向に拍車をかける一因になっているようです。

■子供のために最善の選択を

 もし父親が子供を引き取るのでしたら、あらかじめ関係各所に根回しをしたほうがいいでしょう。具体的には、実家に協力を仰いで平日の昼間に子供の面倒を見てもらうようにする、職場に対してなるべく残業がない勤務を希望する、休日シフトなら平日シフトにしてもらうなどです。

 もちろん、結婚していても離婚後も、「子はかすがい」です。親権者や養育費、面会などの条件を決める際には、母親が親権を持つことになっても、父親が持つことになっても、夫や妻への私情は取り払って、「子供のため」という考えで養育費や面会について決めてもらいたいと思います。

(「マネー」配信記事)

2016年1月20日

ご近所トラブルで最もイヤなことは…?

近隣住民に対し3割が不満アリ!

ご近所トラブルで最もイヤなことは…?

日本の人口密度は高い。総務省統計局の発表するデータによると、人口1000万人以上の国のなかでは、ルワンダ、ベルギーに次いで世界6位。それだけ寄り添って住んでいるから、近隣住民の日々の行動はイヤでも気になってしまうが、みんな、どんな近隣トラブルに悩まされているのだろう。もっともイヤなトラブルは何だろうか……?

■約3割が近隣住民に不満。未婚者は不満が高め傾向

まずは、近隣の住民に不満を感じたことがある人はどのくらいいるのか、東名阪エリアに在住する20~50代の男女400名にアンケートを実施。「あなたは近隣の住人に対して、不満を感じることはありますか?」と質問したところ、「不満がある」と回答した人は33.8%にのぼり、一戸建て・集合住宅、住まいの形にかかわらず、この割合はほぼ一定していることが分かった。

既婚者・未婚者、婚姻の有無別で調べてみると既婚者の「不満がある」は26.2%に対し、未婚者は41.2%と高め。特に集合住宅などでは、子どもの泣き声や叫び声など、既婚者家庭が騒音の原因となることも多い。既婚者に比べ、割を食っていると感じている未婚者は多いのかもしれない。

■1位は「騒音」! 既婚者と未婚者で差のある項目も……

では、具体的には、どんな不満を感じているのか。以下、ランキング形式で10位まで紹介しよう。

1位 騒音 45.9%

2位 挨拶 25.9%

3位 車や駐車場の使い方 21.5%

4位 タバコのマナー 19.3%

5位 ペットの飼育やマナー 14.8%

6位 ゴミの分別や出し方 13.3%

7位 玄関前や廊下などの共有部の使い方 12.6%

8位 タバコを除く異臭 8.1%

9位 覗きなどの嫌がらせ 5.9%

10位 バルコニーなど共有部での植物の育て方 5.2%

前述でも触れたが、やはり最も不満が多いのは、近隣住民からの「騒音」。夜間や日中など、静かに過ごしたい時間帯に大きな音が聞こえてきては、やはりストレスがたまる。小さい子どもを持つ家庭同士であれば「お互いさま」で済むかもしれないが、子のいない家庭や未婚者にとってはイライラの種。

試しに婚姻の有無別に再集計。「不満がある」人のなかで、「騒音」に不満を感じていると回答した割合を比較してみると、既婚者では38.3%、未婚者では55.7%と、やはり圧倒的に未婚者のほうが「騒音」に対しては不満を感じているようだ。

その他、既婚者と未婚者で大きく差が出たのは、「車や駐車場の使い方」と「ゴミの分別や出し方」。これらは既婚者のほうが不満が高い(「車や駐車場の使い方」は既婚者28.3%に対し、未婚者17.1%。「ゴミの分別や出し方」は既婚者18.3%に対し、未婚者10.0%)。

結婚や子どもの誕生を機に車を購入する家庭も多いと思うが、自分で車を手にすることによって、はじめて他人のマナーが気になってくるという人も少なくないのだろう。ゴミの出し方のマナーに関しては、住民個人個人の意識によるところが大きいが、結婚し家庭を持ち、特に子を持つようになると、近所づきあいも増える。周囲の目もあるため、ゴミ出しマナーには敏感になるのかもしれない。

■男性は駐車場、女性はバルコニーの使い方に不満を抱きがち

ちなみに、男女別で見てみると、差が出た項目は「車や駐車場の使い方」と「バルコニーなど共有部での植物の育て方」。前者は、男性が28.4%で女性が14.7%、後者は男性1.5%に対し女性8.8%となり、性差の表れを感じる。車を運転することの多い男性、洗濯物を干すことの多い女性、それぞれ自分のよく利用する場所は、やはり気になる場所ということか。意外なことに、「ゴミの分別や出し方」についても、男性のほうが数値が高い(男性16.3%に対し、女性10.3%)。

そのほかには、「奇声をあげてわめいている人が自宅の裏のマンションにいる」(38歳・女性)、「よそのお宅の噂話ばかりする住人」(52歳・男性)などが含まれている。

また、年代別に見ると、20代は「挨拶」が54.5%、「タバコのマナー」が36.4%と不満が高く、30代は「タバコを除く異臭」が17.1%で、それぞれ全体数値のほぼ倍。40代は「騒音」に不満があると回答した人がもっとも多く52.5%。50代は「挨拶」35.7%と、各世代で不満を抱く傾向は微妙に異なるようだ。喫煙率は若い年代ほど低い傾向があり、20代は嫌煙家が多いのだろう。「挨拶」に関しては、「したい人」「したくない人」さまざまだが、年長者ほどきちんと挨拶する印象。50代は「したくない人」に挨拶して無視されることに不満を抱いている人も多そうだ。

20代はほかの年代に比べて、不満を感じている項目が少なめになっている。

自分は気になっていないようでも、周囲の住民は意外と気にしており、不満につながっていることは多いもの。人の振り見て我が振り直せ。近隣住民に不満を感じたら、まずはあなたも、自分の生活を振り返ってみよう。

執筆:奈古善晴(考務店)

2015年12月29日

惚れてしまうやろ!それ

惚れてしまうやろ!それ

語り継ぎたい上司の言葉

その一言で100倍踏ん張れます

こんにちは、ずんずんです。

師走の足音が近づいて、今年もあとわずかとなってまいりました。私と言えば、

今年も仕事を辞めずに済んだ……

と意識の低い喜びを感じておりますが、皆様どうお過ごしでしょうか。

どんな上司がいたら頑張れる?

人が会社を辞める理由として、いちばん多いものは人間関係と言いますが、上司がよければ、ちょっとぐらい仕事が苦しくても人は頑張ってしまうものです。

部下は生かさず殺さず……

ブログをお引っ越ししました! 頑張って更新中! よかったら見てみてね☆

そう思われているイケてる東洋経済オンラインのすてきなおじさま読者の方々も、多いのではないんでしょうか。意外と中高年の男性ファンの方がいらっしゃるようなので、媚びてみました。すいません。

さてはて、人間というものは、誰かの一言で救われたり奮い立たされたり、はたまた奈落の底に突き落とされてしまうものです。それが仕事に直接関係してくる上司だったらなおさらのこと。

部下にかけるべきいい言葉って、いったい何なのでしょうか。

外資系だと、ある日、部署全体がお取り潰しになったり、突然、解雇されることが多々あります。リストラを避けるために、

迂闊なことをするとクビになるかも?

これが間違っていたらクビになるかも!?

と新人のうちはビクビクしながら働いているものです。

これは加齢が進むと、いや面の皮が厚くなっていくと、

まあ何とかなるか

ぐらいになるのですが、新人の頃はなかなかつらいもの。このストレスに負けてメンタルをやられてしまう若者もいるぐらいです。

こんな生活、いつまで続くんだろう……

しかし辞めたくはないし、クビにもなりたくない。

とうじうじ考えていたときのことでした。

当時、勤めていた外資系投資銀行のCEOが、世界中の支店を巡ってスピーチをしてくださるというクソみたいなイベントがありました。

この忙しいのに大ホールに従業員が集められ、彼のありがたいスピーチを皆で聞かねばならないのです。

クソみたいなイベントというのはちょっと言い過ぎでした。ちょっとクソみたいなイベントです。

会場が歓声に包まれたワケ

CEOの感動的なスピーチが終わり、最後の質疑応答のコーナーで、従業員がCEOに質問できる機会がありました。

目立ちたがり屋のインターンが手を挙げて、

「僕たちインターンにアドバイスをくれませんか」

と言いました。

全員失笑です。

彼はインターンであって、従業員ではないのです。まだ奉公前の分際で何を言ってるんだ……、そんな白けた空気が流れたとき、CEOは言いました。

「未来のことは考えず、“今”を働け」

将来のことを気にしていてもどうにもならない。今に全力を尽くせ。

彼はそう続けました。

「俺も人生で2回クビになったけど、ウォール街にこうやって戻ってきたぞ!!!」

彼がそう叫ぶように言ったので、

その説得力に会場が

「お…!!?おおおおお!!!」

と異常に盛り上がったのを記憶しております。

さてはて、次にご紹介したい上司のきらりと光るセリフはこちらです。

「そのうち慣れるよ」

これはエレベーターで地域統括部長(エリアマネジャー)と一緒になったときのお話です。

エレベーターって無慈悲ですよね。どんなに下っ端でもどんなに偉い人でも、エレベーターに乗らなければオフィスにたどり着くことはできません。しかも、うっかり偉い人とエレベーターで2人っきりになってしまった日には、私なんて小心者ですから、

何か小粋なトークをかまさなければいけない……

そんな緊張感が走ります。

それもこれも「慣れる」と言い切れるすごさ

ちょうどこの日は、1回ぐらいしかお会いしたことのないエリアマネジャーとエレベーターに同乗してしまいまして、

やばい、どうしよう!?天気の話でもしとくか!?

とコミュニケーション能力の低いことを考えていたのですが、先にエリアマネジャーのほうが声をかけてくれました。

彼は「この会社、どのぐらい?」と聞いてきました。私が1年半ぐらいですと答えると「じゃあもう慣れただろう」と彼は笑いました。

ええ、でもまだ大変でと私が言うと、彼は

「それもそのうち慣れるよ」

と笑うと、ちょうどエレベーターが階に着いて、彼は降りていきました。

その後ろ姿を見て私は思いました。

エリアマネジャーは、今の地位にたどり着くまでに相当な努力をしてきたでしょう。もしかしたら数人殺してるかもしれません。これは私の金融の偉い人のイメージで、事実とは異なります、たぶん。

どんなつらいことも、どんな大変なことも、何度も何度も繰り返していけば練度も上がり、苦しくなくなっていきます。その結果、自分のキャパシティも増えていきます。

この偉い人もたくさん大変なことがあったかもしれませんが、その苦労も

そのうち慣れるよ

と言い切れるところで、

やはり百戦錬磨は違うな、と思ったものでした。

そして、最後はこちらです。

これまた偉い人のスピーチでのお話です。なぜ外資系では偉い人が頻繁にスピーチするんでしょうか。そんなに言いたいことがあるんでしょうか。

ちなみにスピーチは事前に3回ぐらいリハーサルしてるって聞いたときには、

ほかにやることがあるんじゃないかな?

と思ったのですが、偉い人には偉い人の仕事があるんです。

ドライな外資のあったかい話

ともかく新しいCEOが就任して、その就任あいさつがあったとき、これまた質問コーナーがありました。ひとりの女性がCEOに

「あなたをドライブするものはなんですか」

と質問しました。

ドライブするものというのは、日本語で言えば「自分を突き動かすもの」といったところでしょうか。モチベーションというよりもうちょっと衝動的な原始的な欲求を意味します。

CEOはこう答えました。

「チームメートを失望させたくない、自分自身に失望したくない。ただそれだけのために仕事をしてきた」

それを聞いた私は驚きました。

チームメートを失望させたくない!??だと!?

私たちは日々、組織で仕事をしています。そしてもちろん同僚とチームとして働いていますが、仕事は仕事、会社の人は会社の人、そんなふうにドライに人間関係を区切ってる人も多いのではないでしょうか。

特に外資系では人間関係が希薄になって、チームワークという概念がどうも置き去りになってしまいます。

しかし、CEOは同僚を失望させないために、そして自分自身に失望しないために粉骨砕身働いてきたというのです。

ドライな環境であってもチームワークを忘れず、目標達成することが仲間との約束を守ることでもあり、自分自身との約束を守ることでもあるのです。

CEOの言葉を聞いたとき、私はたいへん感動しました。私もそう思えるような社内の人間関係を作ることが、いつかできるのでしょうか。

まあ、スピーチの練習を3回ぐらいしたんですから、この質問と回答も仕込みかもしれませんが……。

といったところで今日は失礼します☆

2015年12月24日